韓国ドラマ【最悪の悪】水野佐彩さん正直レビュー
イェップダで取り扱いのアイテムを愛用中のインフルエンサー、水野佐彩さん。
実は大の韓国ドラマ好きで、ドラマや映画を観終わると、熱い想いをInstagramのストーリーズで更新しているほど!書ききれない想いもたくさんある…ということで、こちらで思う存分に話してもらいます!
第20回目はディズニープラスで放映中!「最悪の悪」を紹介します!
◆「最悪の悪」あらすじ◆
チ・チャンウク、ウィ・ハジュン 、イム・セミの豪華キャストが贈る、人間の欲望と道徳的曖昧さを浮き彫りにしたスリル満点のクライムアクションドラマ。
◆水野佐彩さん正直レビュー◆
「チチャンウクのドラマを見るのがなんだか久しぶりで、警察官が潜入捜査でチンピラになる役だなんて、ラブコメじゃない!珍しい!って気がしてとても楽しみだったドラマ。
ウィハジュンも好きなので、期待大だったのですが、、
本当にリアルで、最後まで心臓がバクバクドキドキ、変な夢を見てもおかしくないほどに、怖かったしグロかった。笑
麻薬捜査という、自分の生活とはかけ離れているけど、現実で起こっているであろうことを目の当たりにして、衝撃的なシーンも多々あった。絶妙な現実味帯びている感じが、よりリアルだった気がします。。
日本も出てくるしね。
(日本語!頼むよーってのは毎度のことですが。笑)
平凡な警察官スンホが、日韓中の麻薬捜査の潜入捜査で、各国の平和のためにチンピラに仲間入り。
それも全て、同じ警察官の奥さんへの引け目と、こうでもしないと出世できない自分の生い立ちから脱却するための手段。
自ら選んだ手段とはいえ、国のためとはいえ、ここまでするのか、、?と考えさせられる内容も多く、見ていてしんどかった。
いつ潜入捜査がバレるのだろう?と、終始ヒヤヒヤ。
また、ギチョルは結局ずっと誰かを信用して愛し愛されたいのに、誰からも信用されず愛されず、グループを取り締まっているようで実際は踊らされていて。。
もちろん悪いことをしてきた彼だから、因果応報なのですが、見ていて最後は不憫にも思えた。
好きな女性のためにやり直したい、生まれ変わりたいのに、その資格もないのか。
平凡な人生を生きたいと思えたのに、その選択肢は今までそもそもなかったのか、選んでこなかったのか。
悪の道に進もうと決めた時点で、そんな選択肢あるかい!と、他人事だと突っぱねられますが、見ていて私もギチョルを憎みきれなかった。それはスンホも最後まで同じだったと思う。
潜入捜査で見せかけの師弟だったけど。それでも同じ時を同じ場所で過ごし、情がうつってギチョルを捨てきれないところは、すごくリアルだし嫌いじゃないなーと思った。
悪を倒すために悪になったスンホ。
出世して、妻に見合う男になりたかったはずなのに、結末はギチョルのお墓に指輪を置いていった。
悪になった、その代償はあまりにも大きかったに違いないし、自らがそこから選んだ数々の選択を死ぬまで後悔するのだろうと思うと、うまいこと行く人生なんてないのだと思った。
"韓国ノワール"というくくりになるこの作品。
暴力やタバコのシーンが多く目につきますが、人の心の動きが表情とか息遣いとか、繊細に映し出されていてかなり感じ取れるので、私は頭も心もすごーく使って見ていたなと思います。
疲れるけど、嫌いじゃない!
でも次はほっこりドラマが見たいなと思った私でした。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!」