水野佐彩さんが語る、韓国ドラマ【悪鬼】
イェップダで取り扱いのアイテムを愛用中のインフルエンサー、水野佐彩さん。
実は大の韓国ドラマ好きで、ドラマや映画を観終わると、熱い想いをInstagramのストーリーズで更新しているほど!書ききれない想いもたくさんある…ということで、こちらで思う存分に話してもらいます!
第三回目はディズニープラスで2023年6月23日に配信されたばかりのオカルトミステリードラマ「悪鬼」を紹介します!
◆「悪鬼」あらすじ◆
扉の外は別世界だ 貧しい家庭に生まれたク・サニョンはすでに不運ばかりだった人生が、父親が不可解な死を遂げたことによってさらに最悪なものとなっていった。なぜ何をしていても不幸なことばかりが次々と起こってしまうのか?ある時、悪鬼の姿を見ることができる男、ヨム・ヘサンと出会い、自分を呪っている存在の真相を知り始める… 悪鬼に取り憑かれた女と、悪鬼が見える男が謎の死を暴くオカルトミステリー。
◆水野佐彩さん正直レビュー◆
「キムテリちゃんと、オジョンセさんコンビというだけでも、面白くないわけがない!
"悪鬼"というタイトルの通り、放送前からゾッとしそうな予告が流れていましたが、どんなに怖くても最後まで見続けようと決めたドラマでした。
しかしホラーは日本のドラマでも苦手だったし、たまに韓ドラであるらしい、オカルト系というのも?見たことがなくよくわからず。
怖い韓ドラは"イカゲーム"と答えるほど、まだ韓ドラ歴が浅い私。
2話くらいで挫折しかけました…(笑)
なにせ怖くて目を背けてしまった序盤。
ストーリーの進みも割とゆっくりだったので、
毎度緊張感のある韓ドラタイムになり、なかなかに重めの作品でした。
夜見ると悪鬼が夢に出てきそうだったので、基本的に日中移動中電車の中で見るようにしていました。(そうまでして見た私って…笑)」
「ただ、キムテリちゃんオジョンセさんを含め、みなさまの演技が素晴らしすぎて、見入ってしまいあっという間の1時間というのも、本当。
兎に角、キムテリちゃんすごすぎるわ…。
"普通の人間"と"悪鬼"の演技分けが秀逸。
サニョン(キムテリちゃん)から悪鬼にスッと変わるシーンなんて、普通シラけるシーンのはずなのに…天才的な演技力で つい、見入ってしまう。
わたしは今までドラマ『二十五、二十一』、『ミスターサンシャイン』を見てきて、3作目のキムテリちゃん。
どんどん彼女が好きになります。
天真爛漫な役も影のある役も、どれもハマるってすごい」
「悪鬼を追いながら、民俗学や歴史にも触れ、シーンも過去と今を行き来したり、途中では他の霊も出てきたりと…正直、難しい。
流し見をしていると、わからなくなって戻って、の、繰り返しになります(笑)
序盤はなかなかに展開もゆっくりめですが、しっかり内容を噛み砕いていき、サニョン達と一緒に着実に不可解な事件、謎を紐解いて行くようで、とても面白い。
見進めていくごとに、もしや…?と憶測を立てながら見ることもできるように。
後半はストーリーのテンポも良いので、あっという間に感じました。
恋愛要素0なところも、よかったポイント!」
「"霊"に焦点を当てているこのドラマ。
霊怖ぁ!って最初のうちは思うんですが、その霊を生み出したのは、人間。
人間の欲に振り回されるのも、また人間。
人間ほど怖いものはない。
霊より鬼より人間が怖いよ…
ラスト、船遊縄火祭りのシーンはメッセージ性も強く、とても胸に刺さりました。
失明していく現実を受け入れながらも、生きる希望を失わないサニョンは、本当に強い。
生きづらさを感じたり、人生の不平等さに嘆き悲しむのではなく、今目の前にある幸せに目を向けていたい。
そうやって生きていきたいと思った作品でした」